バイオインフォマティクス&進路選択

バイオインフォマティクスについて書きます!

私の専攻はバイオインフォマティクス(生物情報科学)です。

バイオインフォマティクスは、生命情報科学や生物情報科学と呼ばれたりもします。生命科学情報科学の融合分野で、生命システムの理解を目指しています。

どうやら比較的新しい学問分野であるためか人によって定義が異なることも多いらしく、自分も正直どういう分野かはっきりとはわかっていません。

自分の悩み ~進路選択~

これは大学1年生の時に、進路選択について悩んでいた時に考えたことですが、

どういう学問分野(学科)があるのか、わからなさすぎる!!!  

最近わかってきたことですが、自分が思う原因はこんな感じです。

  1. そもそも学問分野の棲み分けがはっきりしていない
  2. ので、やってる人たちも正直よくわかっていない(可能性が高い)
  3. し、わかっていても外観を説明するのは難しい
  4. ので、説明をあまりしない(説明があっても数行程度)

大学教授から授業で、この分野はこういう分野でこういうことをやっていて、他の分野とはこういう関わりがあるよー

科学においてはこういう立ち位置で、ここが重要なんだよーみたいな話はあまり聞けません。

なぜその学問が重要で、取り組むべきなのか、取り組んでいるのか、

なぜ勉強すべきなのかをもっと伝えるべきだと思います。

研究者はリーチアウト活動が重要だと言われますが、同じだと思います。

少なくとも授業のガイダンスで丸々1回使っても良いので、詳しく説明してほしいくらいです。

以上が大学の授業に対する要望で、現状の解決策としては、

  • 先生に聞きまくる
  • 先生に聞きまくる
  • 先生に聞きまくる
  • 先輩に聞きまくる
  • シラバスをみる
  • 本を読む
  • ネットで調べる  

などです。 自分は進路選択にあたって、先生方に聞きまくりましたが、これは非常に良かったと思います。主に授業後に直接聞きにいきました。先生方も意欲のある(ように見える)学生に質問されたら嬉しいと思いますし、研究内容を聞けば喜んで答えてくれます。教授レベルの先生を質問で独り占めにできるのは大学の良いところだと思うので、遠慮なく活用していきましょう!

質問する上で注意しておきたいのは、事前知識です。事前知識は自分で調べるなどして、なるべく持っておくようにしましょう。その方が得るものが多いので。ただ全くわかりませんというのでもありだと思います。事前知識がないから質問しないというのは勿体無いので、そこは気にしすぎず!

個人としては、学科選択は自信を持ってできたかなという具合です。 他には先輩に聞くとか、大学生がちょろっと書いたブログなどを僕はとても参考にしました。この辺りは、学生の立場の意見が聞けるので参考になります。 先輩に聞いた話の一つとしてこういうものもありました!

nafoto-z.hatenablog.com

当然、本やインターネットも大事な情報源です。本は体系的で良いですね。本は沢山読みましょう(笑)。学問分野のトレンドを知りたければ、本よりも最先端を突っ走る教授達に聞くと良いと思います。インターネットの情報もとても良いですが、偏りがありそうなのでそこは注意しましょう。

見知らぬ人のマイナーなブログが役に立ったこともあるので、自分の書いたことが、情報収集に熱心な人の元に届いて参考になれば良いという思いもあります。

また、学問分野の棲み分けが難しいというのにも言及しましたが、これについてはまた今度書きたいと思います。 学問分野の定義は難しい。というか言葉の定義って難しい←書きます

バイオインフォマティクスのことを書く意味

という訳で、 自分がこのブログを書くことで、

  • 自分の勉強になる!のはもちろん
  • 比較的情報の少ない、バイオインフォマティクスを多くの人にわかりやすく伝える
  • どこかの誰かのキャリア選択の役に立つ

ことなどを目指します。

ではバイオインフォマティクスとは何なのか?

正直まだ自分でもよくわかっていません。ひとまず現時点でわかっていることを書いてみて、徐々によくしていけたらと思います。

以下の記事で詳しく書きたいと思います。 バイオインフォマティクスとは?←書きます

まとめ

todo 文章ぐちゃぐちゃなのであとで書き直します...

アウトプットをしよう!

アウトプットをしよう

なぜそう思ったか

いきなりですが、これからアウトプットを頑張りたいと思います。

ここで言うアウトプットは、自分が学んだことや考えていることを何らかの形(書く、話すなど)で自分の外に表現し伝えることです。

アウトプットをすることのメリット

  • インプットした内容が定着しやすい
  • 自分の理解度がわかる
  • フィードバックを得られて改善に繋がる

等々沢山

日々の経験や読書、勉強で、学ぶこと、考えることは沢山ありますが、

  • インプットしたことが定着していない、重要なことも忘れてしまう
  • そもそも理解できていない
  • 他人に説明できない
  • 具体的な現実世界にうまく役立てていることが少ない
  • 結果として残せていない

等々、改善の余地があるなぁと思っていました。また、アウトプットは大事だぁぁ!!みたいな主張もよく目にしましたし、自分もやろうやろうと長らく思い続けて先延ばしにしてしまっていたので、これを気に(?)ブログという形でアウトプットをしていこうと思います!

何をアウトプットするのか

自分は大学生であり、勉強もしますし、自分の人生やキャリアについて考える機会が多いです。そのため、内容としては、

  • 自分の諸々のことに対する考え(ざっくりすぎ)
  • 学問的な内容(勉強したこと、知ったこと)

を主に想定しています。

学問的な内容に関しては、

に関するものが多くなるだろうと考えています。 それについては以下の記事を参照してみてください。

nafoto-z.hatenablog.com

参考文献

アウトプットの重要性を説いた本は多数ありますが、最近出て人気(?)の本だと アウトプット大全 https://www.amazon.co.jp/dp/B07FZWZPDS/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 というものがあります。 本屋で立ち読みしただけですが、内容はそこまで目新しくないですが、アウトプットに関して色々と網羅されていて良い本だと思います。

まとめ

記事自体は、前に単発で書いたことがありますが、これから定期的に頑張っていきたいと思います。

アウトプットを頑張ろう!

ブログを読んで下さった方にも良い影響があれば良いなと思います。

自分の知らない世界と進路選択

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研究中の先輩とお話した中で色々と知った話

特にComputer Scienceの研究をしている人にとっては当たり前かもしれませんが、素人の僕には新鮮な情報でした。

 

自分の選考を決める際の、一つの指標として、研究室がある。しかし、研究室を見ると良いとよく言われるがどこを見れば良いかわからない、その凄さ(実績)はどう見分けたら良いかという疑問があった。先輩曰く、その研究室が出してる論文がどういう学会にどれくらいの数採択されているか見ると良いということだった。もちろんそういうアドバイスは以前にも聞いたことはあったが、実際にComputer Science周りの学会一覧の画像を見せていただき、自分の興味ある研究室がこの学会にこれだけの論文出してるんだよーというのを教えていただいて初めて実感が湧いた。例えば(本当に一例ですが)、CVPR(ひと年度)に4,5本論文採択されるとかめちゃくちゃ凄いらしい(その研究室の規模の大きさにもよるが)。

 

そこで感じたのは、実に様々な分野があるということ。一口に機械学習をやっている研究室といっても、機械学習の中のdeep learningをメインにやっていたり、機械学習の損失関数の設計をやっていたり、基礎的なアルゴリズム(?)から実社会の応用まで実に幅広い。その研究室がどの辺に重点を置いているのか、自分はどの辺りに興味があるのか(現時点で)をある程度明らかにするのは非常に重要だと感じた。

 

研究周りで教えていただいた面白いものをいくつか。

DeepMindが、哺乳類に備わるgrid細胞と同様にして、空間ナビゲーション能力で近道を学習するAIを開発

deepmind.com

・GAN(Generative Adversarial Network)という画期的なNetworkだったり...

blogs.nvidia.co.jp

gigazine.net

 

面白い研究を教えていただきました。

一口に人工知能と言っても、ドラえもんのような人工知能を作りたいという研究もあるし、人間が今まで行ってきたタスクを機械で代替できるようにしたいという研究もあるといった具合で本当に色々とあるなと実感しました。

 

またAIの画像認識精度に関してもノイズによってAIが騙される(?)ような事例もあるようです。

note.mu

人間の認知、脳って凄いなと改めて実感しますし、神経科学との接点を重視(?)する中で知能の研究を進めるDeepMindの研究に俄然興味が湧いてきました。

 

 

ひとまず興味ある分野の学会事情やどういう研究があるのかは継続して調べていきたいです。

現時点では、Computer Scienceだけではなく、Life Science, Bioinformatics, Computational Biologyにも興味があります。神経科学も面白そうと感じました。生物や人間の脳の謎を解き明かすのに興味があるのかもしれません...

上記のように興味をあげましたが、その中でもどういう領域、どういうアプローチに興味があるのかを明らかにしていかないと、進路選び、研究室選び、(職業選び)に深みが出てこないのではと実感したので、もっと情報収集や、読書をしようと思った次第です。

Bioinformatics周辺の学会の俯瞰図を探しています!!

 

 

訂正や更新情報等あれば、随時更新していきます! 6/18

7/12 追記
2週間程前に、大学のBioinformaticsの研究をしていらっしゃる先生に学会事情について伺ったところ、Computer Science分野と異なり、Natural Scienceの分野の多くは学会ベースではなく、Journalベースであるということでした。

学会は年に一度くらい開かれるもののようですが、Journalは毎月発行されています。Natural Scienceの分野では、新しい理論や事実の発見がその他の研究に大きな影響を与えるため、発表はなるべく早い方が良いようで、Journalベースのシステムになっているという説明をしていただきました。(どちらかというと学会ベースのCSが特殊なようでした。)

 

ということで、Natural Scienceにおいては、JournalのImpact Factorなるものが重視され、影響力の高いNatureやScience等々に掲載されていることは大きな実績になるようです。Bioinformatics分野では、Bioinformaticsという学術誌などがありました。